【読書術】 『モダンエルダー』チップ・コンリー著 日経BP刊

Modern Elder モダンエルダーといわれる40歳代以上の方に読んでいただきたい本をご紹介いたします。モダンエルダー世代の私がレゾナンスリーディング読書法で読んできた数百冊の本の中からお勧めする1冊です。

今回紹介するのは『モダンエルダー』チップ・コンリー著 日経BP刊 です。

40代以上が「職場の賢者」を目指すこれからの働き方として、そして働き続ける時代に知っておきたい知恵と経験で20歳年下に頼りにされる方法を学んでいくための心構えをどう持つかが課題ではないでしょうか。

この本の著者であるチップ・コンリー氏は、スタンフォード大学でMBAを取得し、ブティックホテルを経営し世界第2位まで成長させた。52歳のときにAirbnbのホスピタリティ責任者として参画。20歳ほど年下の経営陣とともに働く。その経験を活かし年長者世代向けの「モダンエルダーアカデミー」を設立しの働き方プログラムを構築し現在に至る。

『モダンエルダー』チップ・コンリー著 日経BP刊

目次構成は、

1)ビンテージの価値は上がり続ける
2)私は「メンターン」
3)新しい人生設計
4)レッスン1:進化する
5)レッスン2:学習する
6)レッスン3:コラボレーションする
7)レッスン4:相談に乗る
8)引退の代わりに、キャリアの立て直しを
9)経験がもたらす配当
10)賢者の時代

という並びで構成されています。

私はこの本を「年長者のあるべき姿とはどんなものかを知る」という目的で読んでみました。

年長者は「知恵の労働者」として賢く思いやりを持ってのソリューションを生み出す力がある。そこで年功者は自分が学んだことを深く考えて知恵に組み入れて、若い世代に提供することが最も必要なことである。特に世代を超えてのメンバーで構成されたチームは非常に良い成果を残せている。若い人と年功者の補完が最も効果が出るようにして違いに教え合うということが重要になり、一方通行ではない。
そうすることで双方にとって前向きな活動ができるようになり、年長者の目標が見えてくる。ということを得ることができました。

年功者も初心にかえり新たなことを学ぼうとすることで、年下の方ともうまく仕事を進めることができ、双方がレベルアップしていくことができるわけです。どうですか?

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読書は目的によっていろいろな知恵を得ることができます。是非あなたの知りたいことを目的として読んでいくと、思いもよらなかったことが見えてきて理解が深まるのではないでしょうか。本を手にとって気になる箇所から目を通してみてください。面白いですよ!

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